熊野神社は1123年（保安４年）に名取老女が創建したとされる熊野三社の一つである。名取老女とは大変信仰が厚く紀州熊野（和歌山県南部）に毎年のように参詣する巫女だったと言われている。年老いて参詣ができなくなったため、彼女はこの地に紀州の熊野三社と同様の地理的・方位的位置関係に名取熊野社を勧請した。
仙台湾を熊野灘、名取川を熊野川、高舘丘陵を熊野連山に見立て、熊野本宮社・速玉大社・那智大社の三社をそれぞれ熊野本宮社、熊野神社、熊野那智神社とし三社を合祀せずそれぞれに祀っている。このように似せて三社それぞれを勧請しているのは全国でもここだけだ。
今年は熊野三社が創建されて九百年を迎える節目の年になる。
実は団十郎さん、熊野神社に来たのは初めてとのこと。しかし熊野神社の境内の、“源頼朝公腰掛之石”を見つけると、歴史に詳しい団十郎さんは”「源頼朝公」の奥羽東征の際に戦勝を祈願し、平泉との戦いに勝利したその帰途、お礼参りをしたんだな～” ・・・・ 早くお参りしましょう団十郎さん！！
なとらじプラス（4月10日発行）でも紹介いたします。
団十郎の「なじょでがすフライデー」
【生放送】 毎週金曜日 11：15～12：00
あの、名取市出身シンガーソングライター・陶芸家♪
あゝ宮城県の「吉川団十郎」さんが、過去現在未来まで名取をしゃべりつくす「生放送」の４５分１本勝負！
