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特集 なとりのカレー屋さん。 うえまつ調剤薬局

~フリーマガジン「なとらじプラス」第5号では名取市のカレー屋さんを特集しています。カレー大好きNAOKOが幸せを感じながら取材に行ったお店の情報をご紹介~

うえまつ調剤薬局 外観

今回はカレーが食べられる「カレー屋さんではない」ちょっと変わり種のご紹介。

薬局でありながら南アジアのスパイスなどを色々と販売しているうえまつ調剤薬局。スパイスが体にいいからとか、漢方的な役割があるから…とかではなく、(実際にスパイスは体に良い作用をするようだが)管理薬剤師である轡(くつわ)さんの趣味が高じた結果だ。

お昼の賄で作っていたチキンカレーを味見させてもらうと…なんとプロの味でした

 ある時食べたビリヤニ(インドの炊き込みご飯)が飛びぬけて美味しく、忘れられない味となった轡さん。自分でも料理をするので試行錯誤しながら作ってみたがあの味には程遠く、色々と研究していくうちに「まずはカレーを美味しく作れないと成功しないのではないか」という考えに行きついた。そこで今度はカレー作りに挑戦するが、欲しいスパイスを買いにあちこち回るのも大変で、だったらいっそのこと同じような経験をしている人のためにも調剤薬局の持つ小売業の免許を活かして、仕入れて販売していこう。と店頭に置いたのが始まりなのだそうだ。

薬局のカウンターにもスパイスが並んでいる

これ1つで美味しいビリヤニが作れるビリヤニキットも販売中

1番人気の南インドのカレー粉。色々なスパイスが配合されており、これ1つで美味しいカレーができる。東北で販売しているのはここだけ!

販売している南アジアのスパイス購入者には、轡さんがご自身でまとめたレシピをプレゼントしている。カレーだけではなく色々なお料理のレシピがあるそうで、購入したスパイスを余らせることなく様々なお料理で使用してもらいたいという思いが込められている。

色々なレシピをプレゼント

スパイスを配合して作るカレーは市販されているカレールーよりも油も塩分も控え目なため、年配の方でも胃に負担なく食べられると好評なのだそうだ。

「いつもの材料のスパイスを変えるだけで簡単にできる美味しい南アジア料理を是非試していただきたい。質問や相談にものるので気軽にお問い合わせしてもらえれば。」とのことだった。

南インドのカレーやその他のお料理にはまっていった轡さん

もはや目の前にいる轡さんは調剤師ではなくお料理の先生のよう。実際に依頼があれば料理教室やパーソナルレッスンなどもやってくれるそうなので、お友達と一緒に轡先生に美味しいカレーの作り方をご教授されてみてはいかがだろうか。

薬局だけど南インドのスパイスやレトルトカレー、食器なども販売している

うえまつ調剤薬局
【住所】名取市植松1-1-21
【電話番号】022-383-8210
【営業時間】9:00~18:00
【定休日】土・日・祝
【駐車場】あり
【Instagram】https://www.instagram.com/uematsupharm/

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