かわまちてらすを愛している人、松野水緒さん。”緒“という字はいとへんと、（何かが集まって）盛り上がる意味をもつ”者“を組み合わせてできているとのこと。この名取川の水のほとりで盛り上がりを作ってくれる、そんな運命にあったのかもしれない。
松野さんは仙台市若林区の生まれだが、幼少の頃から近所であるこの河川に来て遊んでいたそうだ。現在、株式会社かわまちてらすの常務取締役を務めているが、県内外に9店舗ある飲食店、飛梅の代表取締役社長でもある。どうして名取に進出したのか聞いてみると、「とにかく閑上や、この『かわまちてらす』が大好きなんです。仙台とは違った空気、空があるんですよね。この空を見ていると心が落ちつくんです」
松野さんはほぼ毎日かわまちてらすに来ているらしい。ここでエネルギーを養って、多忙な社長業の活力としているのだろう。
「来年はこの河川敷でバーベキューや芋煮会ができる場所を作ります。夏ごろまでには完成したいと思っています。それと、観光地の遊覧船とはひと味違う、定員20名の小型船クルージングも計画しています。かわまちてらす閑上と朝市を結ぶコースが新たにオープンしますよ」
これは楽しみなニュースだ。この取材の前にかわまちてらすの皆さんで真剣に打ち合わせしていたのはコレだったのですね。松野さん、応援しています！
